タクティカルコットとコットワンでは見た目も作りもちょっと違う!
Helinox(ヘリノックス)のコットワンが欲しい時、検索してみると「タクティカル コット コンバーチブル」と「ヘリノックス コットワン コンバーチブル」の2種類が大体表示されるはずです。
ぱっと見では、表面に「Helinox」のロゴの有無と、サイドに引っ掛けるループの有無で「タクティカルコット」か「コットワン」かをざっくり判断するんじゃないかと思います。あともう一つ決定的な判断方法といえば「価格」が違うことです。
ベースはほぼ一緒で価格47,520円(税込)と定価38,340円(税込)と、タクティカルコットの方が約9千円も高いんですよね。
確かに何となくタクティカルコットの方がカッコいい感じがするし、売り切れているネットショップが多くて人気があるんですよね。
「タクティカルコット」は欲しいけど「コットワン」と何が違うの?
「コットワン」が欲しいけど「タクティカルコット」と何が違うの?
タクティカルコットとコットワンの違いが、具体的に何なのかよくわからない人も意外に多いんですよね。
ちょっと調べてみましたので「タクティカルコットとコットワンの違い」をご紹介していきます。
※情報に誤りがあったらお許しください。
スノーピークや有名アウトドアブランドは定価で販売されるところが多いですが「ナチュラム 楽天市場支店」ならポイントが付くので実質お得!
目次
タクティカルとは?
タクティカルとはヘリノックスの中にあるラインのこと
最初にタクティカルとは?についてご紹介していきます。
Helinox( ヘリノックス )とは、高強度、軽さ、驚異的な携帯性を兼ね備えた革新的なチェア等の製品をデザインしているブランドです。どこへでも持ち運びができる軽量さと1日中使用できる快適さを合わせ持ち、その優れたデザイン性でアウトドアファニチャーの進化をリードし続けています。
その中にヘリノックス ブランドで「タクティカルサプライ」というラインを展開しているんです。
「タクティカル」はミリタリーなカラーと機能を持たせた製品で、タクティカルサプライにしかない機能もあり、スタイルと機能を両立させたラインナップになっています。
皆さんもご存知だと思いますが、タクティカル(サプライ)のコットは、コットワンよりも価格が高いんです。
基本構造は一緒で数か所が違うところあるんですよね。
Helinoxの製品は作りもしっかりしていて、軽量アルミテントポールのトップメーカーであるDACが展開した、高強度、最小重量、驚異的な携帯性を兼ね備えたイノベーティブな製品設計を継承しています。
同じヘリノックスの製品なのにどうしてモンベルには置いてないの?
と思うかもしれんね。
推測ですが、この「タクティカル」のラインだけは輸入や販売権が別になっていると思われます。
通常売られているHelinox製品は「モンベル」が日本正規輸入販売代理店となっていますが、モンベルは「タクティカル」だけ取り扱うことができないだと思います。
タクティカルサプライの輸入元としてA&F「株式会社エイアンドアフ」が取り扱っているんです。その証拠にタクティカル コットのタグには、A&F 輸入元:株式会社エイアンドアフとなっています。
モンベルで買ったコットワンです。
ちなみにコットワンのタグには「Helinox」の表示があります。
個人的にA&Fのヘリノックスの「ソリッドトップ」や「タクティカルスウィベルチェア」の記事も公開しています!
ヘリノックス製品を一つでも買うと、どんどん違うモデルが欲しくなってくるんです。
コット、チェア、テーブルと一通りそろえてみたくなるので、記事を参考にしてみてください。
タクティカル コットとコットワン コンバーチブルの違いとは?
まず最初に気が付くポイントとしては見た目が違うのはわかるはず
基本性能や素材や寝心地はほとんど一緒。
それ以外に違いをご紹介します。
ヘッド部にガイド、ベルクロが表面と裏面にも付いている
タクティカル コットには数か所ベルクロ(マジックテープ)が付いています。
これはキャンプ用の枕を固定したり、ネームプレートを付けたりするものです。その裏側にも4箇所ベルクロ(マジックテープ)が付いており、オプション品を取りつけるために用意されているようです。
フレームの色が違う
タクティカルコットとコットワン(ブラック意外)のフレームは「ブラック」です。
コットワンのブラックのみフレームがアルマイト加工で処理された「ブルー」となっています。
チェアワンのブラックなどと一緒です。
下画像はコットワンです。
重量が違う
タクティカルコットの方が総重量220g重い。
重い理由は、サイド左右に縫い付けられているループとヘッド部についてるベルクロよるものだと思います。
【タクティカル コット】総重量:2540g/本体重量:2365g
【コットワン】総重量:2320g/本体重量:2190g
220gの差はソロキャンプの「ミニマリスト」には大きな差かもしれませんね。
車で移動する人なら、それほど気にならない差ですね。
サイドにループが付いてる
タクティカルコットには両サイドにループが連なっています。
そこには様々なものを引っ掛けてぶら下げることができます。使わない人も多くいるようなので、ループの付いてないコットワンが良いかもしれません。
ヘリノックス タクティカル コット コンバーチブル
人気のタクティカルコットは高価なので予算が許す人に!
タクティカル コットはコット表面をみると「無地」でシンプルなのが印象的です。ブラック意外の無地の色はミリタリー的でカッコイイですよね。
タクティカルの方はオシャレ感はあり人気が高い。
「コヨーテ」は売り切れ状態でまともに買えません。
以下のタクティカル コットのカラーは全6色です。
タクティカルサプライのコンセプト通りのカラー展開です。
- ブラック
- コヨーテ
- フォリッジ
- マルチモカ
- マルチモカブラック
- タイガーストライプモカ
- サイズ:190cm×68cm×16cm
- 収納時サイズ:54cm×16.5cm
- 総重量:2540g
- 本体重量:2365g
- 耐加重:145kg
- シート材質:ポリエステル
- フレーム材質:アルミ合金、樹脂
- 付属品:収納袋
ヘリノックス コットワン コンバーチブル
ヘリノックスで一番売れている人気のコット「コットワン」
コットワンはコット表面を見ると「Helinox」の大き目なロゴがあるのですぐにわかります。
コットワンには余計なものが付いてないので、スッキリとシンプルな見た目で若干軽いのがありがたい。
人気色の「コヨーテタン」を始め「レッド」や「グリーン」も売れているみたいです。
どのカラーも比較的買いやすいですが、キャンプシーズンが始まると売り切れる店舗も多く目立ちます。
オフシーズンに買った方が売り切れは少なくどのカラーも手に入りやすい。
以下のコットワンのカラーは全5色です。
タクティカルよりは若干鮮明な色合いのカラー展開となっています。
- ブラック
- ブラックアウト
- コヨーテタン
- レッド
- グリーン
- サイズ:190cm×68cm×16cm
- 収納時サイズ:54cm×16cm
- 総重量:2320g
- 本体重量:2190g
- 耐加重:145kg
- シート素材:ポリエステル
- フレーム素材:アルミ合金、樹脂
- 付属品:収納袋
通常のHelinox製品は「モンベル」が日本正規輸入販売代理店として販売や卸をしています。店舗へ行って気軽に買えるのがいいですよね。
Helinox(ヘリノックス)タクティカルコットとコットワンの違いとは?まとめ
いかがでしたでしょうか?
タクティカルコットとコットワンの違いわかりましたか?
ヘリノックスのコットが欲しいと思ってる人は、どっちにしようか悩みどころですよね。
私はどちらも持ってますが、寝心地なんかわからないからコットワンで十分って思いました。コットワンも決して安い商品ではありません。コットワンの満足度は非常に高くオススメです。
タクティカルコットは、本格派の人ならありがたみがあるのかもしれませんが、タクティカルは見栄を張って高いものでキャンプ用品をそろえたい人に良いかもしれませんね。
もちろんタクティカル コットは素晴らしい製品なので予算が許すならオススメしたいです。
タクティカルシリーズには「タクティカルチェア」、「タクティカルテーブル」、「タクティカルコット」その他テントなどもあるので、タクティカルが好きな人は揃えていくのも良いと思います。
売り切れがちなタクティカルシリーズですが、キャンプシーズンには在庫も潤沢になりやすいので、秋から冬に商品を探している人も、春のキャンプシーズンにチェックしてみると、普通に買えてしまうほど在庫があります。
間違ってもオークションや転売屋から、定価以上で購入しないようにしましょう。
ただでさえ高いヘリノックスの製品ですから、それ以上高く買わないように。
あとキャンプ用品って揃えたくなって、金額が高額でも見境なしになってしまいがちです。
一度冷静になってから、自分にはどの製品が適合しているのか考えてみるのも良いと思います。高い商品が必ずしも満足できるかと言ったらそうでもありません。
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キャンプはファッションじゃないと考えている人ならなおさらです。
1万円台で買えてしまうコットも人気です。
焚火や汚れがついても気にすることなくて気軽に使えそうですよね。
とはいっても、タクティカルコットがどうしても欲しいですよね。
高価だけど一度買ってしまえばずっと使えるし、安いコットも一緒に買っておけば使い分けることも出来るのでいいかもしれません。