セルフのガソリンスタンドの静電気除去シートについて知ってみよう!
セルフのガソリンスタンドへ行くと、必ずといっていいほど「静電気除去シート」を目にしますよね。
目立つ位置にあり丸い形をしています。
ガソリンの給油前に「静電気除去シートに触れてください」と音声で案内されるので、これで本当に静電気が除去されてるのかな?なんて思いながら、手で触れている人多くいると思います。
ここでは「静電気除去シートの仕組みや使い方」から、「スタンドの店員は静電気除去シートに触れない理由」などをご紹介していきます。
目次
静電気除去シートを使わないと起こりえる事故とは?
事故防止のために確実に静電気除去シートに手を当てよう!
静電気除去シートに触れないことで、人体に蓄積された静電気が、ガソリンへの着火源となってしまい火災事故を引き起こしてしまう可能性があります。
静電気除去シートに触れないからといって、静電気から絶対に引火するわけではないが、万が一のための対策なのでガソリンを入れる前には「静電気除去シート」を触れるようにしましょう!
静電気除去シートの構造と使い方
静電気除去シートの仕組み
黒くて丸いプラスチックのようなものは、導電性の素材を使用しています。触れることで人体に蓄積された静電気を放電します。
静電気除去シートの「交換時期は3年」です。
ただのプラスチックに見えて消耗品とは思いませんでした。
使用期限がきたら交換するようです。
静電気除去シートの使い方
静電気除去シートを見ると、手のひらをタッチするかのようなマークになっています。
手のひら全体や指先どちらでも大丈夫です。
手袋を着用して触れても意味がないので、手袋を脱い必ずで素手で触れてください。
安全上の理由から給油作業は一人でおこなってください
店員は触れないでいい理由
店員は静電気対策をしたJIS規格の制服を着用している
セルフスタンドでは店員がガソリンを入れないので、静電気除去シートに触れる姿を見ることができません。
店員給油のスタンドでは、店員が静電気除去シートに触れる姿を見たことありますか?
ガソリンスタンドの店員の制服は、帯電防止に優れた衣服や靴を着用しています。
通常業務をすることで静電気の発生が防止されているのです。
危険物を扱うガソリンスタンドでは、静電気帯電防止作業服の使用は、帯電防止の生地であることと裏毛生地を使用しないなどJIS規格で定められているのです。
そうしたことから、店員は静電気除去シートに触れなくてもいいんです。
セルフのガソリンスタンドにある静電気除去シートの構造や使い方とは?店員は触れないでいいの?まとめ
いかがでしたでしょうか?
セルフのガソリンスタンドへ行った際、「静電気除去シート」に何となく触れて、これって意味あるのかな?なんて思いながら触っている人人が多いんじゃないかと思います。
静電気除去シートには、指先・手のひらどちらでも大丈夫です。
静電気除去シートについて多少知識があれば、ちゃんと触れるようになるのではないでしょうか?
安全のためにも静電気除去シートには絶対に触れ、ルールを守ってセルフのガソリンスタンドを利用しましょう!