重体と重傷の内容は全然違う!
こんにちは!パパシャです。
テレビで事故のニュースが毎日のように流れています。
死亡事故を見ると、悲しくて本当に気の毒に思ってしまいますよね。
ニュースの中でよく目にする「重体」や「重傷」の違いや、それぞれどんな状態やケガの程度なのかわかりますか?
実際よくわからないですよね?
「重」がつくから重いケガや状態だという事は想像つくけど、どれくらいなのか正直分からないですよね。
パパシャも過去にバイク事故で車と正面衝突して4ヶ月入院していました。
ケガはそれぞれ「恥骨結合離開」、「足首複雑骨折」、「前十字靭帯・外側側副靭帯・後十字靭帯の損傷と断絶」、「手首骨折」と診断され、パパシャは「重傷」で入院していました。
実際に「重傷」で入院したパパシャ本人でしたが、自分の状態が「重傷」という事は言われるわけでもないし、どうして「重傷」になったのかよくわかりませんでした。
「重体」ならなかっただけでも不幸中の幸いです。
「重体と重傷の違いは?どんな状態でどれくらいのケガ?」を調べてみましたので、ご紹介していきます。
今回で意味を知ることができたら、今後ニュースを見た時に被害者が「重体」や「重傷」の表現を用いられた時に容態が予想できると思います。
あまり良いことではないですが、参考にしてみてください。
重体とはどんな状態?
脳や内臓の損傷や火傷などによる生命の危機
重体とは、脳や内臓などの臓器に関する生命の危機に関わる時に使われます。
例えば火事で大ヤケドをすると「重体」です。
そのほか「重体」の定義は以下のような状態のことを言います。
- 重傷者のうち脳や内臓に大きな損傷を受けたり、大やけどなどで「生命の危機」に瀕している場合。
- 又は病気の状態が非常に重く、「生命の危機」に瀕している場合
(※報道機関が、症状を伝える場合に使用。官公署では使わない)
その他の状態もご紹介しておきます。
危篤(死ぬ手前の状態)
- 病気や怪我が非常に重くて、今にも死にそうな状態
重篤(死の危機がある状態)
- 病状が非常に重いこと
- 今すぐじゃなくいずれ「生命の危機」に瀕する可能性が非常に高い状態
重傷とはどんな状態?
- 病状が非常に重いこと
- 今すぐじゃなくいずれ「生命の危機」に瀕する可能性が非常に高い状態
重傷とはどんな状態?
重傷とは外傷や骨折に関するケガに用いる言葉
重傷とは読んで字のごとく「重い」と「傷」です。
そのためほとんどが外傷や骨折のケガに使われます。
そのほか「重傷」の定義とは以下のような状態のことを言います。
- 程度の重い傷、または大けが、深手
- 生命の危機はないが、傷病程度が全治1ヶ月以上の入院加療を必要とするもの。
- 後遺症が心配されるもの。
その他の状態もご紹介しておきます。
重症(病気や重い症状に用いる)
- 病気や、その症状が重いこと。
- また、放置すれば生命活動に支障をきたすような、重い病気・症状。
- 通院、入院加療を必要とするもの。
軽傷(外傷やケガに用いる)
- 3週間未満程度の加療により、全治する程度の軽いケガのこと
軽症(軽い病気に用いる)
- 病気やその症状が軽いこと。
- 1~2度の受診加療程度で全治すると診断された、軽い病気や症状のこと
重体と重傷の違いは?どんな状態でどれくらいのケガ?まとめ
- 3週間未満程度の加療により、全治する程度の軽いケガのこと
軽症(軽い病気に用いる)
- 病気やその症状が軽いこと。
- 1~2度の受診加療程度で全治すると診断された、軽い病気や症状のこと
重体と重傷の違いは?どんな状態でどれくらいのケガ?まとめ
いかがでしたでしょうか?
「重体」と「重傷」の違いは理解していただけたでしょうか?
「重体」の方が容態は悪く命の危機、「重傷」の方は命に別状はない。
と覚えておくといいかもしれません。
事故やケガはいつ起きたり、巻き込まれるかわかりません。
いくら気をつけていてもこればかりはどうすることも出来ませんよね。
被害者の方は事故に巻き込まれて災難ですが、一日も早い回復を願っています。
みなさんも事故には気をつけましょう!