コロナのストーブでEH表示で過熱防止装置の原因と分解清掃のやり方
コロナの石油ファンヒーター「FH-M2517Y」という形を自宅で使ってるんだけど、温度設定を23度以上くらいにあげると数分したら「EH」の表示が出る。温度設定20度前後にしていれば、エラー表示なく使っていられるという状況だった。
温度設定をあげないと部屋が全然暖まらないから、これは解決しないといけないなという事で、分解清掃をしてみようと思う。
似たような症状で困ってる人は必ずいると思うから、ざっくりとやり方紹介するね。
EF・EHのエラー表示
停電または過熱防止装置が作動し消化しました。
温風空気取入口の点検・清掃、周囲の確認をしてから、点火操作してください。
EH表示のエラー表示「過熱防止装置」が作動するほとんどは「ホコリ」が原因
ホコリで熱がこもってしまい内部が過熱されて過熱防止装置が作動するという仕組み。
皆さん、今お使いのストーブ買ってから掃除したことある?
過熱防止装置が作動するという事は、掃除したことがないはずなので、ホコリをとってキレイにしちゃいましょう。
ストーブによってはすき間のホコリを搔き出すために、綿棒のようなものもあるといいのかもしれない。
掃除機は細長いノズルがあった方が良い。
分解掃除をしてみた
うちの汚いストーブのお見せいたします。
恥かしいくらい汚いですね。
分解といってもプラスドライバーで外せる簡単な作業。
素人が分解してもよい領域までの中で掃除をする。
プラスドライバーを使って開ける場所は、背面のファン部分のネジを外す。
内部の危険な部分までは開ける必要はないよ。
作業する時はストーブのコンセントを必ず抜く!
感電や誤操作で動き出したりして事故を防ぐため。
必要なもの
- プラスドライバー
- 掃除機
背面のファンを取り外してみた。
ファンにはびっしりホコリが付着している。
わが家は非喫煙環境なのでヤニでべたつくことはないので、掃除機だけで簡単にホコリは取り除くことができる。ストーブの種類や形状にもよるけど、うちのストーブでは、ファンとメッシュの金属の隙間にもホコリがつまってたから、さらにプラスドライバーで3ヶ所のネジを外してファンも掃除した。
背面ファンを取り外すと内部が見える。
燃焼部分の周囲はほこりだらけで、風が通る隙間が無いよね。
この状態を見ただけで素人でも、EHエラーの原因はこれだなとすぐ理解できる。
内部を掃除機で吸い取るけど、細いノズルがあった方が隙間まで吸ってくれるからキレイになるよ。
ヤケドの恐れもあるから分解清掃はストーブに熱のない状態の時にやろう。
最初にご紹介した時の画像と比べたら、かなりキレイになったことがわかるよね。
掃除機だけでここまできれいになるよ。
キレイになると見ていて気持ちがいい。
どうしてもっと早くやらなかったんだろうと振り返る。
ストーブ内部も見違えるよう。
燃焼部分は熱で焼き付いてるけどこれはストーブの仕様だから当たり前の事。
燃焼部分の周囲もホコリが無くキレイになった。
風の通り道が戻った。
清掃前を振り返ると、ストーブにも体にも良くなさそうだよね。
分解掃除をした結果
温度設定を高くしてもストーブはEH表示になり消えることはなくなった。
温度を上げるとEH表示。
いつも部屋が温まらないなと思っていた。
ストーブが古いせいかと思って面倒でスルーしてたけど、これは早くやった方がいい。
同じ灯油の量を使っても、熱効率が上がるから風量や暖かさも違ってくる。
作業時間は30分程度
もっと早くやっておけば良かったと後悔。
今回分解清掃で紹介した石油ファンヒーターは、コロナ製のFH-M2522シリーズ。
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