夏タイヤへの交換のタイミングは地域によって違うので余裕を見て交換しよう
冬が終わり春になるころは、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換時期になります。
毎年、天候や気温で変化しますので、いつにタイヤ交換とはハッキリ決まってないので、交換のタイミングはなかなか迷うことかと思います。
スタッドレスタイヤから夏タイヤへ交換に関することをまとめてみました。
以下の内容についてご紹介していきます。
- 夏タイヤへの交換時期の目安
- タイヤ購入やタイヤ交換にはいくら?
- タイヤの寿命の見分け方
- 劣化を防ぐ正しい保管方法
夏タイヤへの交換時期の目安とは?
日本の地域によって交換時期は異なってくる
スタッドレスタイヤから、夏タイヤに交換する時期の最適な気温は7度です。
一般的な統計を元にするとそのような気温となっています。
地域によって環境が違いますので、3月下旬から路面状況や気温をみて交換するのが一般的かと思われます。
北部や山間部では、予想外の季節外れの大雪や悪天候などの可能性もありますので、様子を見て完全に雪が溶ける時期に交換するのも良いかと思います。
北海道は4月下旬から5月上旬に交換する場合が多いです。北海道は広く特に北や東の地方では、4月や5月上旬でも峠で大雪が降ることもありますので、余裕をみて遅めの交換が良いかと思います。
タイヤ購入やタイヤ交換にはいくら?
お店選びで価格は雲泥の差になることもあるのでネットでチェック!
タイヤを購入、タイヤ交換どちらもお店選びをしっかりしたいところ。このくらいの簡単な作業ならどこでやっても大差はないので、なるべく工賃は安いところでお願いしたいですよね。
タイヤ購入
タイヤはサイズによって1本当たりの値段が異なります。軽自動車なら1本5,000円程度で購入できます。普通乗用車の15~16インチでも1本1万円しないくらいで購入することができますので。4本セットでも4万円行かないくらいかと思います。
さらに安くタイヤを買いたいなら、ネットで購入するのがオススメです。
国産メーカー15~16インチ4本で2万円台から購入することが可能です。もちろん送料込みです。
タイヤ交換っていくら?
ガソリンスタンド、自動車整備工場、ディーラー、カーショップなどでタイヤ交換をしてくれます。行くところで値段に差がありますので、事前に価格チェックをした方が良いです。
タイヤ交換といっても数パターンあります。
- スタッドレスタイヤから夏タイヤへの「脱着」
- 新しいタイヤを買ってホイールに装着する「組み換え」
1本500円~
4本セット5,000円前後~
夏タイヤの寿命と見分け方
夏タイヤの寿命
一般的なタイヤの寿命は以下となってます。
- 走行距離:5万km
- 使用年数:5~7年
それなりにいい環境での使用を前提とした数値になっており、環境や車の運転の仕方でタイヤの劣化や摩耗が変わってくるので、乗っている人により走行距離と使用年数はかなり変わってきます。
タイヤは使用しなくてもゴムという性質から自然に劣化しますので、5年を目安にタイヤを買い替えた方が、安心して走行することもできるかと思います。
タイヤの見分け方
タイヤには「スリップライン」と言って、ここまですり減ると使用の限界を知らせてくれます。
スリップサインはタイヤの残りの溝が16mmを知らせ、スリップラインが出たタイヤは法律で運転禁止とされており、もちろん車検も通りませんのでご注意ください。
夏タイヤのもう一つの寿命お知らせサインとして、「タイヤのひび割れ」があります。
2~3年くらいで細かなひびは入り、これが大きくなったら危険信号。運悪く高速走行して突然バーストしたり、ブレーキで止まりづらくなったりと非常に危険です。運が悪ければ死亡事故にもつながりかねませんので、スリップラインの出たタイヤやひび割れしたタイヤは、すぐに交換するようにしましょう。
タイヤの劣化を防ぐ保管方法とは?
良い状態でタイヤを保管することも長持ちの秘訣
タイヤの劣化を防ぐ最大のポイントは履いていない時期のタイヤの保管方法です。
劣化を防ぐ保管方法をご紹介いたします。
- 直射日光の当たるところには絶対置かない!
- タイヤの空気圧を下げる
- タイヤの泥やヨロレを洗ってから保管
- ホイールに装着したまま保管
- 平らなところで保管
紫外線はタイヤの天敵です。タイヤの寿命を縮めます。
タイヤの空気圧を下げることで、ゴムの膨張が弱まり結果として寿命が伸びます。
汚れがタイヤの劣化につながりますので、キレイに水洗いなどして水分をしっかり拭き取り保管しましょう。
タイヤの型崩れを防ぐ効果があります。
タイヤの型崩れを防ぐ効果があります。
ホイール付きであれば、重ねて保管することができるので、場所をとらずにコンパクトに収納できます。
その他で言えば、タイヤワックスを付けるとツヤが出てタイヤを保護してくれそうに思われがちですが、タイヤワックスの油はタイヤの劣化を早める原因の一つです。
タイヤ保管時には、タイヤワックスを落としてから保管しましょう。