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離乳食で赤ちゃんが食べたらダメな食材とは?
離乳食でどんなものが食べちゃいけないの?
離乳食を始めて行くと、この食材って食べさせても大丈夫かわからない時もあるかと思います。大人では大丈夫なものも赤ちゃんには危険な食べ物がいっぱいです。
今回は「離乳食で赤ちゃんが食べたらダメな食材とは?」をご紹介していきます。
食中毒の危険性のある食材
赤ちゃんは免疫機能が十分じゃないので刺激には敏感です。
以下は食中毒の危険性の高い有名な食べ物です。
生魚
生魚(刺身など)には細菌が付着していることがあります。
大人が食べて平気でも、赤ちゃんが食べると食中毒を起こす可能性があります。
生魚を与えるのは離乳食を完全に卒業した1歳以上になったら食べさせましょう。
ハチミツ
ハチミツを赤ちゃんに与えてはいけないのは有名な話ですよね。
1歳未満にはハチミツは非常に危険な食材です。1歳未満でハチミツを食べると、ハチミツに含まれるボツリヌス菌による食中毒になる危険性があります。
ハチミツが含まれている飲み物や食品も食べてはいけません。
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赤ちゃんにはちみつを食べさせたらダメな理由
目次1 赤ちゃんにはちみつを食べさせたらダメな理由2 赤ちゃんにはちみつを食べさせたらダメな理由3 いつから赤ちゃんははちみつが食べられるの?4 赤ちゃんが食べてはいけない食材5 赤ちゃんにはちみつを ...
喉詰まりやひっかかりやすい食べ物
「噛みにくいもの」と「小さくて丸いもの」も赤ちゃんにとって危険な食べ物です。喉にひっかかり窒息事故を起こす可能性があります。
咀嚼(そしゃく)が未熟な赤ちゃんは、誤飲して窒息事故を起こすことがあります。赤ちゃんに離乳食で与えるものは、食べやすい硬さと大きさのものを選びましょう。
噛みにくいもの
- お餅
- こんにゃく
- ゼリー
- 海苔など
小さくて丸いもの
- ナッツ
- 豆類
- 飴
- ミニトマトなど
お菓子やジュース
糖質、脂質、塩分が高い食品は、離乳食期の赤ちゃんには食べさせないようにしましょう。
離乳食期以降も大人が食べるような嗜好品は健康上あまり良いとは言えません。
できれば与えないようにしたいところです。
- チョコレートやアイスクリーム
- スナック菓子
- ファーストフード
- ジュースなど
加工食品(食品添加物を含む)
加工食品には、保存料や着色料・香料などの食品添加物が多く含まれています。
塩分も多いので加工食品を食べさせるなら幼児期以降にしましょう。
- ハムやウィンナー
- かまぼこ
- ちくわ
- ハンペン
要注意!アレルギーを起こしやすい食べ物
アレルギーを起こす可能性のある食材に注意をしましょう。
赤ちゃんはどの食材でアレルギー反応を起こすかわかりません。アレルギーを起こす可能性の高い食材は気をつけて与えましょう。
アレルギーを起こす可能性のある食材として注意が必要なのは、消費者庁が定める「アレルギー表示義務7品目」に含まれるものです。
以下に7品目いつから食べさせてあげれば良いか参考にどうぞ。
アレルギー表示義務7品目(卵・乳・小麦・落花生・エビ・そば・カニ)
卵(黄身)(生後7~8ヶ月から)・全卵9ヶ月過ぎ
玉子(黄身)は生後7~8ヶ月になってから、しっかり火を通した黄身を食べさせてあげましょう。全卵は生後9ヶ月過ぎてから与えましょう。
牛乳(生後7~8ヶ月から)
牛乳は生後7~8ヶ月から与えます。加熱した牛乳を調理に使ったり、飲ませる場合は少しずつ飲ませてみましょう。牛乳を与える場合は一度必ず加熱しましょう。アレルギーの心配がなさそうならチーズやヨーグルトは大丈夫です。
小麦(生後7~8ヶ月から)
小麦は生後7~8ヶ月から与えます。小麦製品(パン・そうめん・うどん)を細かく刻み、スプーン1杯より少ない量を食べさせてみましょう。
落花生(ピーナッツ)(離乳食期は避ける)
落花生(ピーナッツ)は1歳過ぎてから、よく潰してペースト状にしたものを与えましょう。粒のまま与えるのは3歳以降にしておきましょう。
エビやカニ(1歳半以降~)
エビやカニは、アレルギー反応が出やすい食材です。
消化が良くないので、離乳食期は与えないようにしましょう。
食べさせる場合は、加熱したものを1歳半以降に与えましょう。
そば(離乳食卒業後)
そばアレルギーは、呼吸困難や意識障害などの重篤な症状が出る危険性があるので、命にも関わってきます。
どうしても食べさせたいのであれば、離乳食を卒業してからです。
最初はそば湯を一口飲ませたり、茹でたそばを一口だけ食べさせてみてください。
今回ご紹介した食材以外にも、お子さまによってはアレルギーを起こすものも存在します。
不安を感じるママ・パパは、ひとりで悩まずにかかりつけの病院の先生に相談することをおすすめします。