赤ちゃんの下痢!緑色のウンチがでる原因と色や回数
赤ちゃんから緑色のうんちが出た!
初めての子育てではわからないことだらけですよね!
そこで今回「赤ちゃんの下痢!ウンチが緑色の理由とは?」や赤ちゃんの下痢やうんちの色や回数について、母子手帳にも書かれていることですがあらためてご解説していきます。
※赤ちゃんのウンチは色、硬さ、回数に個人差があります。
赤ちゃんの月齢別の正常なうんちの色と状態
赤ちゃんのうんちは月齢によっても状態が違います。
月齢ごとの正常なうんちの状態をご紹介いたします。
産まれたばかりの赤ちゃん
「胎便」とは生後48時間以内に新生児がするうんちのこと。
羊水や腸管の分泌物、胆汁色素や脂肪などが含まれておりねばねばで黒褐色~緑色をしています。
その後2~3回排泄されると消えます。
生後2カ月前後
黄色~淡い茶色の明るい緑色のうんちに徐々に変わってきます。
まだミルクや母乳しか口にしていないので、かなり緩くドロっとしたものから水っぽいものまであります。
生後3カ月前後
色が少し濃くなり硬さも少し増してきます。
離乳食が始まるとさらに色が濃くなり、食べたものによって色に変化が現れるようになります。
生後7カ月前後
離乳食が進みこの時期になってくると、うんちの硬さや色は大人のものに近づいてきます。
赤ちゃんの下痢の見分ける方
ウンチの回数が多かったり水っぽいなら注意!
赤ちゃんのうんちは、月齢が低いほどゆるいです。
大人に比べてもうんちの回数も多めです。
ですから、少しくらいうんちがゆるく回数が多くても、いつも通り元気で食欲があれば特に問題はないと考えてOKです。
しかし、普段よりもあきらかにうんちが水っぽく、回数も多いときは要注意です。
1日に何回も緩いうんちをして、おむつからはみ出すほどでるのであれば下痢と考えて良さそうです。
下痢が長期で続くようなら、何か病気のサインの可能性もあるので、気になるようなら一度受診した方が良さそうです。
赤ちゃんのうんちが緑色がでる原因
うんち(便)の状態は個人差によるものが大きく、また緑のうんちは赤ちゃんによくみられます。
うんちの色も様々で「黄緑色」や「深緑色」などがあり、赤ちゃんによって色味が違うことも多いです。
機嫌が良くてミルクもよく飲み、体調で特に変わったところがないのであれば問題はありません。
緑便から黄色い便への変化も問題ありません。
緑色のうんちが出る原因は、胆汁に含まれるビリルビンという色素や、腸内のビフィズス菌などのバランス、消化状態など様々な要因が考えられます。緑色のうんちは特に心配する必要はなさそうです。
要注意なウンチの色とは?
赤ちゃんのうんちは少しくらい緩くても回数が多くても特に問題はありません。
それよりも注意しないといけないのがうんちの色です。
うんちの色が「赤・白・黒」がでた場合は注意してください!
すぐに病院で受診することをおすすめします。
赤いうんち
赤いうんちは出血したうんちです。
細菌性腸炎や腸重積症といった病気の可能性があります。
「淡い茶色や黄色のうんちに筋状に血が混さる」「便秘後のうんちに血が混ざる」のは、赤ちゃんよくあるケースです。
肛門付近の粘膜が傷ついて出血している場合がほとんどで切れ痔の状態に似ています。
通常は数日で治りますが、出血が続くようなら病院へ行きましょう。
白いうんち
白いうんちが出てるなら「ロタウイルス」に感染している可能性が高いです。その場合は、嘔吐、下痢、発熱を伴う事があります。
病院で受診してください。
その他の可能性で言えば「先天性胆道閉鎖症」も考えられます。
先天性胆道閉鎖症とは、生まれつき肝臓から腸に胆汁を送ることができない病気です。
うんちの茶色や黒色の色素は胆汁の成分なので、胆汁が腸に送られないとうんちに色がつかないのでうんちは白くなってしまいます。
黒いうんち
生後2カ月を過ぎて黒いうんちが出る場合、内臓のどこかで出血が起きている可能性が高いです。
重大な病気を引き起こしている恐れがあるので、早急に病院で受診してください。